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ほのうみは至高それ以外はゴミ

痛々しい文章の練習してます

staple stable

今日、大切なレポートの提出日だったんですよ。


合格しなきゃ進級できないとかいううんち仕様。クソがよ。


それで、悲しいことに僕は本当に追い込まれないとやる気が出ない人なんですね。実験のレポート系統の提出物に滅法弱くて、生まれてこの方期限1日前にでも出したことがない。f:id:Honoumi:20170127201418j:plain

図1 TAに進級をネタに脅される


誤字をしているところを見ると、恐らくこいつの最終学歴は中卒あたりだと推定。現役大学生に指図しないでほしい。


f:id:Honoumi:20170127200340j:plain

図2  期限を2週間過ぎても10個ある課題のうち2つしか終わらせてもらえない可哀想なレポートちゃんの図



それで今日は最終の締切だったんですよ。


……どうなったと思います?



普通に提出できました。

やったー(合格したとは言っていない)。



まぁ、本題はここからなんですよ。


同じくレポートを作ってた学科のナオンが、レポートを止めるホッチキスがないって嘆いてるんですね。


ここで近所のおばちゃん達から"'ホッチキスの園田""と定評のあったぼくの登場ですよ。


まるでウェイのように

「あ、俺ホッチキス持ってるよw」

と話しかけました。


聞こえてませんでした。声が小さいので。震えてたし。


ナオンは相変わらず「どうしよ〜」と嘆いています。


すると、ふたつくらい前に座っていた男が「あ、俺持ってるよw」と名乗りあげるのです。


なんということか。ナオンは「ありがと〜!」とそちらに行くではありませんか。


男モティク、お前は上田育弘か。

まさに、商標登録を勝手にされた気分。クソがよ。いや、俺の方が先だからホッチキスの商標登録は俺がしたようなものじゃないかなんやねんあいつ。


(食べ尽くされた豆知識だが、実はホッチキスというのは商標登録である。なんでも日本の会社が米国から輸入した際に相手側がホッチキス社だったからそのままホッチキスとして広まったらしい。1) 正式名称はステープラーである。ステープラーと聞いて化物語のOP、戦場ヶ原ひたぎ(CV.斎藤千和)「staple stable」が思い浮かばない人は何を義務教育で学んできたのか小一時間問い詰めたい。URLを貼るので知っていても知らなくてもこれを機会に是非どうぞ。→https://m.youtube.com/watch?v=hRwiHjf1N50


話は戻ります。

クソオタクがイキって渡したホッチキス。ナオンはこれまた嬉しそうに使うんですよ。あぁ、ダメだ。ナオンイキリしたすぎマロタ、ナオンイキリしたすぎマロタと話題に。

けれども手遅れ。

熊の手をくれ。

時間を戻してシルブプレ。


その時でした。




「あれ?これホッチキスの針ないじゃん」




完         全           勝            利


え、え?あれ?と見苦しい様子を見せるクソオタク。ざまぁみやがれと僕は笑いを堪えます。イキリなので他人が不幸になるとすぐに喜ぶ。


そうしたらもう、僕しかないっしょ。


行くっきゃないっしょ。


と、そう思ってもう一度声を掛けようとしたんですけど、でも待ってください。


自然な声かけのタイミングがわからない。何を言っていいのかわからない。「あ」と「あの」しか喋れない。


「あ、あの」


だから頑張って組み合わせてみました。素敵でしょう?

頑張ってこれです。

魂を振り絞ってこれ。

僕はね、ボカァ……こんな自分が情けない!


なんか声が通らないのってすごく悲しいじゃないですか。なんとなくウェイグループに入ろうとしているけどうまく入り込めなくて、お昼ごはんの時の席取り係になったり、ジュースを買いにパシらされたり、真面目にとった講義のノートを奪われたりするような存在を思わせるじゃないですか。ぼくそれだけは嫌だった。心の中ではイキリウェイなので。


だからぼくは通らない声かけに涙を飲みながら、どうしようもなく、すごく微妙な笑顔を貼り付けたままホッチキスを右手であげてそのナオンに向かって石化しているしかなかったんです。


するとですね。


するとですよ。


1分もしないうちにナオンがぼくに(正確には掲げられたホッチキスに)気がついたんですよ!


「えー、それホッチキスじゃん!貸して!」


僕は勿論頷きました。B級ギャルゲーなら間違いなくルートに入ります。


キモオタスマイルを浮かべながらナオンにホッチキスを渡そうとします。


でも。

いや、待てよ、と。


そうだ、これで渡して針が無かったらクソイキリうんちじゃないか。


僕はどこまでも気が利くので、針の確認のためにその場で自分のレポートをパチリとホッチキスで留めました。うん、これなら大丈夫。針の生存確認。


安心してナオンにホッチキスを渡しました。



この勝負、俺の勝ちだな。

そう思ってふたつ前に座っていたオタクをニヤニヤして見つめます。

後ろ姿に哀愁漂ってますよ(笑)


そして、僕の手元にホッチキスが返されました。会話のシミュレーションをします。ありがとうと来るから当然のことをしたように「どういたしまして」と応えよう、と。


ナオンが口を開きました。


「あのさ、ホッチキスの針がないんだけど」


は?


どういたしまして、それは息とともに喉の奥に飲み込まれました。


ニンジャスレイヤーの如く「アイエエエエエ!!?!?!?ナンデ!?ナンデ針が無いの!?」と困惑する僕。それはそう。だって確認したし。しかし見ると確かに針が無い。


五億光年ほど考えました。

針に九十九神が宿って消えた。ホッチキスが知らない間に針を食べていた。目の前のオタクが盗んだ。クソみたいな推論を立てますがどれもお話になりません。

考えたくは無い。

考えたくはありませんでした。


ですが、これしかないんです。

本当にクソみたいな結論。


「確認のために自分のレポートを留めた針で最後だった」


クソすぎる。本当にフィクションじゃないですからね。マジでクソ。



え、え、あれ?と慌てる僕を見て、ナオンは一言こう言いました。


「ウケる」


ウケるなよクソ。



ゆり(*-v・)ゆり




参考文献

1)「ステープラー

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ステープラー

閲覧日時 2017/1/27